腰椎圧迫骨折でコルセット完成前に行うリハビリ|動作指導・腹圧・廃用予防

腰椎圧迫骨折 コルセット完成前のリハビリ PT臨床

腰椎圧迫骨折でコルセットの完成を待つ期間は、単なる待機時間ではありません。離床後に脊椎へ負担の少ない動きを選べるよう、動作教育と廃用予防を始める準備期間です。

脊椎を守る動作を先に練習する

寝返りや起き上がりでは、体幹を強くひねったり丸めたりしないよう、肩・骨盤・膝をまとめて動かす方法を練習します。

  • 寝返りは肩だけ、骨盤だけを先行させない
  • 起き上がりは長座位へ一気に起こさず、側臥位を経由する
  • 痛みが増える動作を本人と共有する
  • 施設の離床基準と医師の指示を優先する

DVTのリスクを見落とさない

確認項目 対応
片側優位の腫脹・熱感 運動を中止し医師・看護師へ共有
下腿の痛みや左右差 経過と随伴症状を確認
呼吸苦・胸痛・SpO₂低下 緊急性を判断し速やかに報告

腹圧とベッド上活動で離床に備える

呼吸と腹部の使い方

呼吸を止めず、息を吐きながら腹部を軽く締める感覚を練習します。回数や負荷を固定せず、疼痛、呼吸状態、理解度に合わせます。

脊椎へ負担をかけにくい廃用予防

  • 許可範囲での股関節・足関節運動
  • 上肢を使った軽い持久的運動
  • 足関節運動による循環促進
  • 離床後を想定した動作手順の反復

まとめ

動作教育、血栓リスク管理、腹圧の練習、廃用予防を安全範囲で進めます。外側の支持具を待つ間に、脊椎を守る動き方を準備します。

医療情報について

この記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の診断・治療・運動指導を代替するものではありません。実際の判断は、主治医や所属施設の方針、患者さんの状態に応じて行ってください。

原文は本人のnote記事をもとに、患者情報や個人を特定し得る記述を除き、WordPress向けに再構成しています。

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