松葉杖は渡すだけで安全に使える道具ではありません。高さ、支持の仕方、患肢の扱い、生活環境が合わなければ転倒や腋窩部のトラブルにつながります。
最初に確認すること
荷重制限、上肢機能、非患側下肢の支持性、認知・注意、疼痛、使用する場所を確認します。松葉杖が適切かどうかも含めて考えます。
脇で体重を支えない
基本は手でグリップを押して支持します。脇に体重を預ける自己流が定着していないかを確認します。
歩けることと生活で使えることは別
平地だけでなく、方向転換、狭い場所、トイレ、段差などで安全性が変わります。退院後の環境を想定した確認が必要です。
ここまでの整理
松葉杖指導では、歩行パターンだけでなく、適応、調整、生活場面まで見ることが入口です。高さ調整や場面別の具体的手順はnote・Kindleで扱っています。
このテーマをもう少し広げて読みたい方へ
この記事では、臨床で迷いやすい場面の考え方を整理しました。
たとえば、次のような場面では判断に迷いやすくなります。
- 松葉杖の高さが合っていても危ないのはなぜか
- 平地では歩けても生活場面で困る場所はどこか
- 完全免荷が難しい方に何を確認するか
関連する具体例や、別の場面での考え方は、note・Kindle・ツールにもまとめています。
免責事項
※本記事は、臨床10年超の理学療法士としての経験に基づく情報提供を目的としており、医療行為ではありません。個別の事例は考慮していません。実際の診断や治療方針については、主治医や所属施設の専門医の指示に従ってください。本記事の情報を用いたことにより生じた不利益や損害について、筆者は一切の責任を負いかねます。本記事は執筆時点(2026年3月)の知見に基づく、所属組織とは無関係な個人の見解です。


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